ギャンブルの還元率ランキング

ギャンブルの稼ぎやすさは「還元率」が重要です。ここでは、ギャンブルの還元率を高い順に紹介、また、還元率の高さと稼ぎやすさは本当に関係があるのか、詳しく解説しました。

目次

ギャンブルの還元率ランキング

ギャンブルの還元率を高い順に並べました。

順位ギャンブルの種類還元率
1位競馬最大80%
2位競艇75%
3位競輪75%
4位オートレース70%
5位スポーツくじ50%
6位宝くじ45%程度

それぞれ詳しく解説します。

第1位:競馬 最大80%

競馬

競馬の還元率は、競馬法第8条では70%以上と書かれています

勝馬投票の的中者に対し、その競走についての勝馬投票券の売得金(中略)の額に百分の七十以上農林水産大臣が定める率以下の範囲内で日本中央競馬会が定める率を乗じて得た額に相当する金額(中略)を、当該勝馬に対する各勝馬投票券に按分して払戻金として交付する。

競馬法

そして実際の還元率は賭け式によって異なり、JRAは下記の通り定めています。

賭け式還元率
単勝80.0%
複勝80.0%
枠連77.5%
馬連77.5%
ワイド77.5%
馬単75.0%
3連複75.0%
3連単72.5%
WIN570.0%
引用元:馬券のルール

最も還元率が高いのは単勝と複勝です。「競馬で勝つ」と言えば3連単を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は3連単は最も還元率が低く設定されています。

第2位:競艇 75%

競艇

競艇の還元率は、モーターボート競走法第15条に書かれています。

勝舟投票の的中者に対し、その競走についての舟券の売上金(中略)の額の百分の七十五以上国土交通大臣が定める率以下の範囲内で施行者が定める率に相当する金額を当該勝舟に対する各舟券に按分して払戻金として交付しなければならない。

モーターボート競走法

還元率の数値を見れば、第3位の競輪と同じです。しかし競艇には、「単勝」と「複勝」がある一方で、競輪には「単勝」と「複勝」がありません。

競艇には単勝と複勝がある
競艇の投票画面
競輪は単勝と複勝がない
競輪の投票画面

特に複勝は、最も難易度が低い賭け式であり、それができるかできないかで、当てやすさは大きく変わります。実際の当たりやすさを考慮すると、競艇は競輪よりも上です。

第3位:競輪 75%

競輪

競輪の還元率は、自転車競技法第12条では70%以上と書かれています。

勝者投票の的中者に対し、その競走についての車券の売上金(中略)の額に百分の七十以上経済産業大臣が定める率以下の範囲内で競輪施行者が定める率を乗じて得た額に相当する金額(中略)を、当該勝者に対する各車券に按分して払戻金として交付する。

自転車競技法

しかし、実際には経済産業大臣の定めによって、売上金額の75%が払戻金として支払われています

競輪事業の運営体制
引用元:競輪事業の運営体制

賭けるときは最低でも2選手以上を当てないと払戻金をもらえないため、他の公営ギャンブルに比べると難易度はやや高めです。しかし、優秀なAI予想ツールも多く、うまく使いこなせば75%以上、さらには100%以上の回収率(還元率と同じ意味)も期待できます。

回収率が高いAIツール
引用元:チャリロト AI競輪

第4位:オートレース 70%

オートレース

オートレースの還元率は、小型自動車競走法第16条で70%と書かれています。

勝車投票の的中者に対し、その小型自動車競走についての勝車投票券の売上金(中略)の額に百分の七十以上経済産業大臣が定める率以下の範囲内で小型自動車競走施行者が定める率を乗じて得た額に相当する金額(中略)を当該勝車に対する各勝車投票券に按あん分して払戻金として交付する

小型自動車競走法

元々はオートレースの還元率は75%でした。しかし売上不振などの影響を受け、2012年4月1日より、70%に引き下げられています。

オートレースの控除率は競輪、競艇と同率の25 %だったが、第180回通常国会において、小型自動車競走法が改正され、2012年4月1日から施行されたことに伴い、以下のオートレース場では控除率が25 %から5 %引き上げられ30 %となる=払戻率は75 %から5 %引き下げられ70 %になった。

Wikipedia

しかし、SG、特別G1、G1、G2の第7レース2連単だけは、還元率が80%になります。これを「グレードレースセブン」と言います。

オートレースで少しでも稼げる可能性を高めたいなら、グレードレースセブンを狙って投票するのがおすすめです。

第5位:スポーツくじ 50%

スポーツくじ
引用:スポーツくじオフィシャルサイト

スポーツくじの還元率は、スポーツ振興投票の実施等に関する法律第13条で最大50%と書かれています。

スポーツ振興投票券の売上金額(中略)に2分の1を超えない範囲内において政令で定める率を乗じて得た金額(中略)を、合致投票券(中略)を所有する者に払戻金として交付する。

スポーツ振興投票の実施等に関する法律

2008年のやや古いものですが、総務省の資料でもスポーツくじ(サッカーくじ)の還元率は49.6%と書かれていました。

最大で億単位の賞金が当たることを宣伝していますが、実際にはかなり稼ぎづらいことを認識しておくと良いでしょう。

第6位:宝くじ 45%程度

宝くじ
引用:宝くじ公式サイト

宝くじの還元率は、当せん金付証票法第5条で50%以下と書かれています。

当せん金付証票の当せん金品の金額又は価格の総額は、その発売総額の五割に相当する額(中略)をこえてはならない。

当せん金付証票法

しかし実績を見てみると、45%程度の還元率になることが多いようです。調査できる範囲で、2023年度46.7%、2022年度は46.9%、やや古いですが2008年度は45.7%でした。

2023年度のたからくじの還元率は46.7%
2023年度実績
2022年度のたからくじの還元率は46.9%
2022年度実績
2008年度のたからくじの還元率は45.7%
2008年度実績

宝くじは、ギャンブルの中でも最も稼ぎづらいです。

還元率が高いギャンブルの方が当たりやすい?

還元率が高い=当たりやすいというわけではありません。実際には、それぞれの競技の特性によって、当たりやすさが変わります。

特に、オートレースは還元率こそ低いですが、実は当たりやすいギャンブルです。その理由を解説します。

還元率ランキング4位でも当たりやすいオートレース

オートレースは実は当たりやすい理由が多くあります。迷ったら、実力がある選手を選んでおけばOKです。実力は出走表の「審査ポイント」を見ると分かります。審査ポイントが大きい選手は、それだけ実力が高い選手ということです。

審査ポイントが大きい選手は、それだけ実力が高い選手
オートレース出走表

オッズパーク公式のYoutube動画では、2連複と2連単が特に当てやすいとおすすめされていました。

例えば、審査ポイントが1番目と2番目に高い選手を2連複か2連単で選ぶというような買い方がおすすめです。

また、オートレースの上級者になると「試走タイム」に注目します。

オートレースの試走タイム

試走タイムとは、レースが出走する30分ほど前に開催される試走のタイムです。この試走において、各選手は全力疾走します。つまり、試走タイムはそのままその日のコンディションを表していると考えれば良いでしょう。(実際はさらにハンデも含めて検討しますが、話がかなり複雑にになるため割愛します)

試走タイムが速い選手は、本番のレースでも上位になる可能性が高いと言えます。

なお、ネット投票サイトのAutorace.jpで車券を買う場合は、「複勝」の賭け式で買えます。

Autorace.jpは複勝で賭けられる
Autorace.jpの投票画面

審査ポイントが高い選手や試走タイムが速い選手を複勝で買えば、かなり高い確率で的中するでしょう。Autorace.jp以外のネット投票サイトは、複勝が買えません。つまり、当てやすさを重視するなら、Autorace.jpを使う方がおすすめです。

※無料ポイントなどのキャンペーンはAutorace.jpよりも他の投票サイトの方が充実しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次